か行の記事一覧
2分割で斬新な演出が二人の内面を映す
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左右を2分割したフレームで構成される斬新な表現に驚かざるを得ない。 まさか…終始2分割なのか?と戸惑い、見づらさに閉口気味だったが、 段々と2分割されたフレームに引き込まれるようになった。 巧い、の一言だ。
画面を2分割することで、男側と女側の視点を同時に描いている。 二人の再会から会話が始まり、時々二人の思い出が入り混じる。 頭の中で思い返される過去、胸中の想いを互いのフレームの中で表現する。 人は同じ瞬間に同じものを見ていても、感じる事や考えている事が違う。 そんな感触を映像として実感する事ができる。 二人の記憶に残る思い出のズレや、思い出に浸るタイミングの違いなども面白い。 左右の画面がピタッと重なり、一枚の絵になる瞬間…そんな演出がニクイ。
時間を超え、二人の距離を取り戻しながらも、現実の生活を冷静に捉えるヘレナ・ボナム=カーターの姿勢がとても大人だ。 感情の揺らぎと想いを抑え込みながら、今の現実に対応する「大人の女」。 二人の過ごしてきた時間を台詞や表情だけでなく、映像としてリンクしながら捉えることができるおかげで、 「再会→セックス→別れ」という一見駄目そうな二人を奥の深い所まで理解できる。 別々に乗り込んだタクシーの左右の画面がピタッと重なり、一枚の絵になる瞬間…そんな演出がこれまたニクイ。
ROUKALA LOKKI
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肩肘の張らない温かさが残る、とてもいい映画だった。 フィンランドの景色とオシャレなキッチン、そして焼き鮭…。 外国が舞台なのに、和食がとても美味しそうに映えていた。
小林聡美のマイペースな空気と、片桐はいりの独特な顔と動きと、もたいまさこの絶妙の間が、静かに笑わせてくれる。 世界の終わりが来た時には、好きな人たちだけを集めて美味しいものを食べよう。
映画を観終わる頃、シナモンロールとコーヒーが欲しくなるに違いない。 そして、コーヒーを淹れながら、おまじないを唱えるに違いない。
「コピ・ルアック」





















