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2006年06月の記事一覧

この映画のジャンルは「コメディ」

2006.06.29

タイトル 人生は長く静かな河
配給 巴里映画
キャスト ブノワ・マジメル 他
公開年度 1988年
フランス
カラー カラー
ジャンル ドラマ
時間 91分
画面サイズ FLAT(フラット)
リリース 廃盤

  フランスの中流階層ルケノワ家と下流階層のグロゼイユ家。深い溝を持つ階層社会で、接点など一つもない両家には秘密が隠されていた。

  看護婦ジョゼットと医師マビアルは不倫関係にあったが、マビアルは単純な肉体関係を結ぶだけ。12年の歳月が経った関係にジョゼットは苛立ちをあらわにする。 そんな折、マビアルの妻が逝き、ジョゼットは喜びを胸にマビアルに近寄るが、彼からの返事は「妻はあいつしかいない」の一言だけだった。

  彼の真意に裏切りと憎しみを感じたジョゼットは、12年前のクリスマスに犯した腹いせを暴露する。それはルケノワ家とグロゼイユ家の赤ん坊をすり替えた事実だった。

  両家に送られてきた真実の手紙。ルケノワ家のベルナデットとグロゼイユ家のモーリスを中心に、この事実をきっかけに変化していく階層の違う両家の群像劇を描いていく…。

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そんなに悪くないアクション映画 あの監督の、あの演出も…

2006.06.28
ペイチェック 消された記憶
タイトル ペイチェック 消された記憶
配給 UIP
キャスト ベン・アフレック 他
公開年度 2003年
アメリカ
カラー カラー
ジャンル アクション
時間 118分
画面サイズ SCOPE(シネスコ)
リリース 2004年08月25日
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  テクノロジーの発展した近未来。マイケル・ジェニングス(ベン・アフレック)は既製品を真似て応用する技術に長けている。 彼はその技術で、他社の新製品を応用し、短期間で別の新製品を開発することを仕事としている。 仕事は短期契約で、開発期間中は缶詰状態で外部との接触を断たれる。 また、開発後は機密情報漏洩を防止するため、開発に携わった際の一切の情報を記憶から抹消するのが条件。 記憶を抹消する最大期間は2ヶ月。 仕事をこなし、記憶を抹消し、また次の仕事を…。 その見返りには多額の「報酬ペイチェック」が支払われる。

  そのマイケルに大規模なプロジェクトが持ちかけられる。開発期間は3年間。その間の記憶は抹消されるのが条件だが、報酬は100億円。 抹消される記憶の期間が長いリスクを承知した上で、マイケルは仕事を引き受ける。

  開発期間を終えたマイケルは報酬を受け取りに向かうが、渡されたのは1つの封筒だけ。中にはガラクタばかり。 憤るマイケルだが、1ヶ月前に報酬を破棄したのは自分だという。そこには確かに自分の署名が…。

  3年の間に付き合った彼女の記憶を失い、報酬を奪われ、残されたのは空白の3年間と封筒に入った意味不明のガラクタ。 過去を紐解く20個のアイテムをヒントに、消された記憶を辿っていく。

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To be or not to be.

2006.06.24
ラウンダーズ
タイトル ラウンダーズ
配給 松竹
キャスト マット・デイモン 他
公開年度 1998年
アメリカ
カラー カラー
ジャンル ドラマ
時間 121分
画面サイズ SCOPE(シネスコ)
リリース 2004年11月25日
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  伸るか反るか、一か八か、レイズするかしないか、ポーカー賭博を行う勝負師ラウンダーの駆け引きとその緊張感が伝わる作品。 ポーカーがただのギャンブルというだけではなく、真の駆け引き勝負としての魅力・面白さを持つものであるということを主人公マイクの葛藤を交えて描いている。

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サイト運用における遵守事項を知る

2006.06.22
  映画を紹介するにあたって、画像を使用したいと思うことは必須のような気がします。作品をわかりやすく、丁寧に紹介・説明したいと思えばこそです。しかし、画像(映画のキャプチャ画像などを含む)やイラストの使用は著作権や肖像権の侵害といった違法行為に繋がることを強く意識する必要があります。

  最近ではデジカメやスキャナの普及により、技術的な面では簡単に良質な画像を入手することができると思います。しかし、それを安易に自分のブログやホームページに反映できるかどうかは別問題で、使用するにあたっての判断はサイトを運用する人が判断しなければならないでしょう。

  画像の転載や記事の引用、他ページのリンクを貼る行為について正しい利用方法を知っておきたいものです。合法・違法という基準を始め、マナーとして良い悪いという境界線を知ることも大事です。

  このサイトでは、画像等の利用において違法行為がないように努めていますが、知らぬ間に既定範囲を侵してしまわないかと心配です(だから、いろいろ調べています)。

  「はじめの一歩」では、こういったサイトを運用する上での基礎知識を説明しています。是非一度、ご覧下さい。

  また、最近の映画界では海賊版の流出が深刻な問題となっています。これもまた、権利問題の一つですね。映画を愛する側としては、正しい運用と利用の基で、映画を楽しみたいと願うばかりです。

  日本国際映画著作権協会が取り組んでいる「海賊版撲滅キャンペーン」をご存知でしょうか?こちらも一緒にご参照下さい。

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「こいつ、本当に医者か!?」…風変わりな精神科医のあの小説を映画で

2006.06.17
イン・ザ・プール
評価     
邦題 イン・ザ・プール
原題 -
時間 101分

   小説のほうがよりコミカルな印象が強くて、面白い。→『イン・ザ・プール』 奥田 英朗(著)


   とは言っても、精神科医の伊良部一郎は小説も映画もキャラが強烈。話が展開するにつれて、独特な伊良部の味が出てくる。 小説は患者に対する症例ごとの短編で構成されているが、映画は時系列をバラバラにして複数の症例を織り交ぜて構成されている。 映画ならではの人物設定もあり、所々に気の利いた細かい笑いが…ヒッピーまがいの編集長とか設定が面白い。


   この作品の患者は極度に変わった症例ばかりだが、それ以上に医者である伊良部が風変わりな設定。 注射フェチだったり、マザコンだったり…。隣にいる看護婦の「マユミちゃん」もまた露出癖のあるクセ者だったり…。 その辺の癖を表現する下りが映画には少なかったような気がする。 小説では短編に区切られていることで、とても効果的に描写されている。 後半になればなる程、注射するタイミングが早くなっていったり…とにかく変で、面白い。 でも、何となく伊良部に救われた…という感じが小説には残るんだけど、その辺の感じも映画には少ないかなぁ。 音楽とか終始軽いタッチで攻めていて、コミカルな要素は充分。 小説のイメージと合わせてこの映画を観ると、笑いはグッと深まると思う。


「いらっしゃーい」

…伊良部のあの声が聞こえる。

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低予算、高興収を記録した、単館系モノクロ映画

2006.06.16
π(パイ)
評価     
邦題 π(パイ)
原題 PI
時間 85分

   初めて観た単館系作品がコレ。大学に入りたての頃。 円周率3.141592653589793238462643383279... 直径の長さにこの数値を乗算すると円周の長さを求めることができるが、この数値は延々と解が求められない超越数とかっていう値なのでπと表記される。


   最近読んだ『ダ・ヴィンチ・コード』という小説の中で、地球と金星の公転周期の関係が五芒星を描くとか、自然界を含むあらゆる事象が「1:1.68」という比率になる(これを「黄金比」と呼ぶ)とか初めて知った。 「で、だから何なの?」って言われればそれまでなんだけど、世の中の不思議というか、よく理解できないんだけど、何か「凄い」ということだけ感じ取れる。 つい、ムムゥ…と唸ってしまう。


   株式市場には数学的なパターンがあるとか、神の真の名は216桁の数字が表す一つの言葉だとか、経済から宗教まで全ての事象が数字で表すことができるという信念を抱く男の話。


   モノクロで描かれた、この一風変わった映画は6万ドルの低予算で製作され、最終的な北米興行収入において 3,216,970 ドルという数字(製作費の54倍の興行収入)を記録。 観る側に専門性を問うような難解な語が飛び交うわけではないので、その辺は大丈夫。

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ジュリア・ロバーツの抑えた存在感、その脇を固める2人の名優

2006.06.14
グッドナイト・ムーン
評価
邦題 グッドナイト・ムーン
原題 STEPMOM
時間 125分

   ジュリア・ロバーツは目・鼻筋・口…とにかく顔のパーツがハッキリ。 ありふれた普通の専業主婦なんて役柄を引き受けるには難しい顔立ちをしている。 この映画でもその例外に漏れず、仕事をバリバリこなす写真家を演じている。 しかし、映画の構成はジュリア・ロバーツをヒロインに据えた他の作品とは少しテイストが異なる。 ジュリア・ロバーツは主軸ながらも控え目に、それでいてグッと味のあるいい役どころを見せている。


   物語は、「家族」「絆」「愛」といった要素を織り成す、ちょっと複雑なホームドラマ。 父親(ルーク)と離婚した母親(ジャッキー)とその子供2人(アンナ:姉、ベン:弟)、そこに新しい母親として加わろうとする再婚相手(イザベル)との間に生じる家族間の軋轢と歩み寄りを描く。 この映画を左右から支えている名優が、スーザン・サランドンとエド・ハリス。どちらもとても好きな俳優だ。 主軸と脇、そして脚本がいい、バランスのとれた作品。


   終わりの切り方もいい。これは先妻(ジャッキー)から後妻(イザベル)への単純なバトンタッチを描いているわけじゃないと思う。 あそこで終わることで、この映画の重点が「死」に傾かずに、きちんと「家族」「絆」に向けられている気がする。 悲しさよりも、温かさが心にじわりと残ったのは、きっとそのせいだ。

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