2006年07月の記事一覧
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失うものはなく、守りたいものがあるから
2006.07.26
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アメリカ南部アーカンソー州にある州立精神病院。 肩をいからせ、背中を少し丸め、顎を前に突き出すようにしゃくらせた様子でカール(ビリー・ボブ・ソーントン)が座っている。 無口なまま窓の向こうを眺めるカールを院長が呼ぶ。
ある女子大学生が新聞記事を掲載したいと、カールにインタビューを依頼してくる。
インタビューの内容はカールの「歴史(ヒストリー)」について。
ゆっくりと椅子に座ったカールは、低い
カールが語り始める「歴史」、自分の経歴は、25年前に犯した罪「殺人」について。
この日、カールは病院の暮らしを終え、自分の故郷へと足を向ける。 手には「聖書」、「クリスマスキャロル」など何冊かの本を持ちながら…
院長の計らいで修理工として働き始めたカールは、 父を亡くした少年フランクと出会い、フランクの母リンダ、友人のヴォーンと出会い、外の世界に徐々に馴染んでいく。
静かでゆったりとしたタッチと、カールの個性的なキャラが独特の「間」を生み出してくることで、 作品にユーモアのある一面を持たせながらも、常に「殺人」というフィルターが作品全体に覆われている。 しっかりとした構成と展開、そして結末が作品に深みと味わいを残す。






















