2007年06月の記事一覧
うどんをテーマに134分
2007.06.22

夕飯後に観たというのに、とりあえず、うどんが食べたくなった。うどんをテーマに134分。そりゃ、何となく食べたくなる。
香川県は日本一面積が小さく、うどん文化の発祥の地で、県内には900件を超えるうどん製麺所が存在するらしい。ちなみに東京都内のマクドナルドが500件ちょっとだとか。へぇ〜、と思わず口に出してしまった。
話の流れは、うどんの一大ブームを巻き起こし、ダダダッと勢いよく展開していくが、話のテーマの本流は、流行り廃れに関わらず、ずっと大切にしていかなければならないものがあるってこと。ちょっとシリアスなテーマが根底にあるおかげで、勢いだけでなく、最後にしんみりと感動が味わえる構成。
途中、アニメチックな場面が入る。なんか独特な雰囲気のノリが非常に面白かった。アホっぽさが突き抜けていて、笑えた。
小西真奈美が非常にカワイかったのは、まぁ個人的な感想で、奥さん的には不評だったが、この際そこは良しとする。
等身大の自分に気づいて
2007.06.22

オシャレでキュートな服が満載だった。アン・ハサウェイ扮するアンディはオシャレに無頓着だったが、仕事を認めてもらう第一歩としてオシャレさんに大変身。物さえ選べば、いきなり「超」がつくほどキマッて、モデル並みなんて…そこはうまく行き過ぎ。大抵の人がつまづくのは、そんな服が似合う体型になるっていう所なんだろうから、いきなりそこはクリア!っていうアン・ハサウェイはちょっとズルいかも。
トップレベルのファッション業界誌編集長として登場したメリル・ストリープ扮する悪魔ミランダはなかなかの迫力。人を見下すような視線、「That's All.」で締めくくる業務的な冷たい言葉、トップとして君臨するオーラがビリビリと伝わってきた。アンディに対する嫌がらせも恐い。
常にトップであり続け、ファッションの先端に立つためには、周りを蹴落とし、私情や私生活を捨てて全てを捧げること。そんな厳しい一面を描いていて、話の構成も面白かった。「プライベートに支障をきたした頃が、出世時だ」という下りは、現実味があった。仕事をこなし、出世して登りつめていく人間は、私生活を捨てなければならない。割と正しい現実だと思う。
ミランダが離婚し、編集長解任の計画を根回しで回避し、毛皮のコートで階段を上る時、それに背を向けて離れるアンディの姿が印象的だ。登りつめて、登りつめて、登りつめた時・・・そこにあるもの、ミランダの気持ちが少し理解できた時、アンディは等身大の自分を取り戻す。対極的な選択をした二人だが、何となく分かり合えたラストは良かった。
2001年トム・フォード以来、笑顔を見せたことのない悪魔ミランダがそっと微笑むラストカットに暖かい余韻が残る。




















