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家族の絆を深める川下り
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ボストンに住むゲイル(メリル・ストリープ)は、息子ローク(ジョセフ・マゼロ)に故郷の雄大な川を見せようと休暇を計画していた。 仕事一筋のトム(デイヴィッド・ストラザーン)は急な都合で行けなくなったと告げ、ゲイルと口喧嘩をする。 家庭を顧みないトムとゲイルの関係は冷め切っていて、息子のロークは「どうせ」「また」と今回も同じ結果になった父の態度に失望する。
故郷に辿り着いたゲイルは両親に会い、川下りの準備を行っていた。 川下りの登録申請を頼まれたロークは、そこで気さくに声をかけてきたウェイド(ケヴィン・ベーコン)と出会う。 ゲイルとロークは軽く会話を交わしながら、ウェイドの気さくなノリと笑顔に好感を抱く。 そこにトムが仕事を片手に持ちながらも現れるが、彼の到着を素直に喜べない二人の表情が顔に浮かぶ。
ゲイルとローク、トムに愛犬マギーを加え、下流のブライダル・クリークを目指し始める。 下る途中、ウェイドと連れのテリー(ジョン・C・ライリー)に何度か出会うと、その度に気さくなノリで声をかけてくるウェイド。 行き先は同じブライダル・クリークだという。
何日か経った後、足留めを食っているウェイドらを発見したゲイル一家は一緒に行動を共にすることになるが…
雄大な自然と川の流れ、勢い、激しさを捉えるカメラワークが映画の時折に織り込まれ、美しさを伝えると共に迫力と緊張感を引き出していく。
この映画の悪役は、ケヴィン・ベーコンとジョン・C・ライリー。 特にケヴィン・ベーコンは持ち味を底から活かしたように、ウェイドの二面性を面白いように演出。 頭の切れるクールな目と、ちょっとクレイジーにニヤリと笑う顔がピッタリと役にはまっている。
「激流」というタイトルから察するように「川」を主軸に据えながらも、 夫と妻、夫と子、そしてウェイドとテリーを加えた展開がうまく織り込まれている構成がとてもよくできている。
夫、そして父であるトムは川下りに来たのにパソコンと顔を向き合わせてばかり。 愛犬マギーにも言う事を聞いてもらえず、家族の地位がすっかり見て取れる。 そんなテリーが泳げないウェイドを助けたり、時には殴り合ったり、銃を取り返そうと果敢に挑んだり…。 ルーペで火をおこすなんて、もうビックリ。 もともとアウトドア派なゲイル…きっと二人が出会った頃、トムはきっとゲイルと同じ匂いのするアウトドア派だったに違いない。 そんな過去を想像しながら大活躍のトムを見ていると、なんだか夫と父の姿を取り戻すトムの映画のように思えてくる。
ゲイルは家族を想うが故に、トムは家族を想うが故に、ロークは父に期待するが故に… そんな家族の歯車が川下りと共に狂った噛み合わせを少しずつ直していくような展開が心に響く。
「家族の絆」繋がりで紹介する映画 『Mr.インクレディブル』
Comment
- パッチ
この「激流」懐かしいですねぇ♪
ケビン・ベーコンが悪役で出ていて、かなり印象に残っています♪
ケビン・ベーコンはいろんな演技ができますねっ♪
また、遊びにきますねっ♪
はじめまして - らっくん@
ブログ開設したばかりですが
もしよかったら遊びに来てください♪
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