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本家本元との比較は×
2007.08.27
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『インファナル・アフェア』という完成度の高い作品を前に、『ディパーテッド』という作品は完敗ではないか。 『インファナル・アフェア』のどことなく寂しさが漂う映画の雰囲気はとても好きだったが、舞台をアメリカに移したことで映画全体の持つ空気自体が変わってしまった。 当然といえば当然だが、それを失ってしまったことで味が愕然と落ちてしまったようだ。
『ディパーテッド』という映画を単独で切り離せば、結構面白かったと思う。配役も良かったし、なかなかのものだ。 レオナルド・ディカプリオは本当にいい目をする。凄みを感じさせる真剣でストレートな演技は個人的に◎。 マーク・ウォールバーグの脇役ぶりも結構良かったと思う。 全体的に下卑た台詞が若干多かったような気もするが、あれは何を意識しているのだろうか。
ただ結局のところ、逐一『インファナル・アフェア』を思い出し、比較してしまう。 『ディパーテッド』が悪かったというよりは、『インファナル・アフェア』が良かったというべきなのだろう。 この映画をもう一度観たいと思うよりは、元となったあの映画をもう一度観たいと思ってしまう。
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