傷つきやすく、真っ直ぐな二人に心が温まる
2007.10.13
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アスペルガー症候群のような分類の症状は非常に難しい。 映画『17歳のカルテ』に出てくるボーダーライン(境界性パーソナリティ障害)もそうだが、 いわゆる「普通の人」との堺は非常に曖昧だ。 毎日の通勤列車を見ていれば判ることだが、「普通の人」なんていうのは本当に少ない。 ちょっとオカシイ人?変な人?なんていうのは山ほどいるからだ。 人と触れ合うことに不器用だったり、一つのことに異常に熱中したり、 他人から見て些細なことがある人にとってとても重要だったりすることは、 至って「普通」に思えて仕方がない。 そもそも、「普通」である必要性なんてないし、「普通」がそれほど魅力的かは判らないのだが。
自閉症同士の恋愛、なんていうフィルターのせいで少し特異に映るかもしれないが、非常に真っ直ぐな話だったと思う。 不器用で、傷つきやすい二人の真っ直ぐな恋愛。 彼女の「ハッ!」という短く大きな笑い声はあまり好きではなかったが、 動物好きの動物的な彼女は「アスペルガー症候群」どころか情熱的で自由で大きく見えた。 不器用で、感情に戸惑う不安定なドナルドを演じるジョシュ・ハートネットがなかなかの好演だった。
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